皆さんはどんな趣味をお持ちですか?
かつてぼくはゲームが趣味でした。
そんなぼくがなぜアウトドア系の釣りをやり始めたのか、きっかけは会社の先輩に誘われた事でした。今までの自分の世界にはない景色や魚との駆け引きに魅了され、それからハマってしまいました。
今回はバス釣りをチョットやってみたい!と興味のある方に必要な道具などを紹介したいと思います。
必要なもの
最低限必要なものです。
- ロッド
- リール
- ライン
- ルアー
- ハサミ ラジオペンチ
- その他小物類
タックル
基本的にはスピニングタックルとベイトタックルの2種類があります。
ベイトタックルは扱うのに少しテクニックが必要なので、初心者のうちはスピニングタックルの方が良いと思います。
ここではスピニングタックルを紹介したいと思います。
スピニングタックル
特徴
- 初心者でも扱いやすい。
- 比較的7g以下の軽めのルアーが適している。
- ドラグ性能という魚をかけたときに糸が切れるのを防ぐためのシステムが優れている。
スピニングロッド
釣り竿といったらみなさんがイメージするロッドではないでしょうか。
ロッドを握ったときにリールがロッドの下になるあの竿です。
バスロッドでは概ね7gくらいまでの軽いルアーを投げるのに適しています。
やり込んでいくと奥が深いですが、初心者でも扱いやすいと言えるかも知れません。
スピニングリール
スピニングリールには番手というものがあります。
番手は大きくなるほど糸巻き量が多くなります(太い糸を多く巻ける)。
例えばトラウト釣りならだいたい1000~2000番辺りになります。
基本的にバス釣りは2500番がメインになり、この辺りを使っている人が多いと思います。
ですので2500番を選べば無難とも言えます。
初心者におすすめのスピニングタックル
自分なら以下の辺りで買いそろえるかなあというのを載せてみました。
もちろん初めはロッド1本、リール1つで十分です。
[ロッド]
1万円前後で購入できるロッド
・シマノ バスワンXT 263L-2
・シマノ バスワンXT 266L-2
・ダイワ タトゥーラXT 682MLFS
この辺りだとバーサタイル性がありだいたい何でもできます。
さらに2ピース(ロッドが2本に分かれている継ぎ竿)なので持ち運びも便利でおすすめです。
[リール]
5000円~1万円前後で購入できるリール
・シマノ サハラ 2500SHG
・シマノ ナスキー 2500SHG
・シマノ セドナ 2500S、2500SDH
・ダイワ レガリス LT2500S-XH
5000円前後で購入できるリール
・シマノ ネクサーブ 2500S
・ダイワ クレスト LT2500S、LT2500S-XH
・ダイワ レブロス LT2500S、LT2500S-H
リールはこの辺りでも十分に使えます。
ライン
ラインにはナイロン、フロロカーボン、PEの3種類あります。
フロロカーボンとPEはライントラブルが多いので初めて釣りをする人はナイロンラインが扱いやすく無難だと思います。
スピニングリールに巻くナイロンラインの太さは6~8lb辺りがおすすめです。
ここではナイロンラインを紹介したいと思います。
ナイロンライン
メリット
・やわらかく伸びがありライントラブルが少ない
・比較的遠投できる
・値段が安い
デメリット
・摩擦に弱い
・吸水による劣化が早い
初心者におすすめのライン
・サンライン クインスター
200m〜600mまであり、値段も1000円前後でお手頃価格です。
まだ釣りを始めた頃はこれで練習にもなるし十分かと思います。
・ダイワ BASS-X ナイロン 300m
こちらも値段は1000円前後で購入できる価格になってます。
Amazonでの評価も4.1と高得点です。
リールへのラインの巻き方についてはここでは触れませんが、YouTubeにもたくさんありますので確認してみてください。
あとは店に実際に足を運んで購入した場合には頼めばリールに巻いてくれることもあります。
*持ち込みの場合は有料だったり店によっても変わりますので確認してみてください。
ルアー
ルアーには細かく言えばたくさんありますが、基本的にはハードルアーとソフトルアーの2種類になります。
ハードルアー
バス釣りにおけるハードルアーとは、硬質な素材でできた人工的なルアーのことを指します。通常、ハードルアーはプラスチックや木材、金属などの堅固な素材で作られており、水中での動きや振動を模倣してバスを誘います。ハードルアーは、その形状や動きに応じて、様々な種類がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。
- クランクベイト: クランクベイトは、水中で泳ぐ魚やエビなどの動きを模倣したルアーです。プラスチックや木製のボディにリップ(唇)と呼ばれる突起が付いており、リップの形状によって潜行深度や泳ぎ方が変わります。さまざまなサイズや形状のクランクベイトがあり、水深やバスの活性に応じて使い分けられます。ちなみに上の写真がクランクベイトです。
- スピナーベイト: スピナーベイトは、スピンブレードと呼ばれる回転するブレードを搭載したルアーです。水中で回転するブレードが水をかき混ぜ、音や振動を発生させ、バスの注意を引きます。スピナーベイトはカバーや障害物の周りで使われることが多く、バスを誘う効果的なルアーです。
- ジャークベイト: ジャークベイトは、水中で急速に動かしてストップさせることで、魚を驚かせるような動きをするルアーです。特に停止中に横に逸れるような動きをするのが特徴で、これによってバスの反応を引き出します。
- トップウォータールアー: トップウォータールアーは水面を激しく動かして、水面に興味を引き、バスを誘います。ポッパーやウォーキングベイト、バズベイトなどがあり、水面に波紋や音を発生させてバスを誘います。
これらのハードルアーは、水中での動きや音、振動を活かしてバスを誘い、釣果を上げるために使用されます。また、水深や水質、バスの活性に合わせて使い分けることがポイントです。
ソフトルアー
ソフトルアーは、柔らかい素材でできた人工的なルアーのことを指します。通常、ソフトルアーはシリコンやゴムなどの柔軟な素材で作られており、水中での動きや触感を模倣してバスを誘います。ソフトルアーは、その形状や動きに応じて、様々な種類がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。
- ワーム: ワームは、細長い形状をした柔軟なルアーで、シンカーとフックが組み合わされています。水中での動きや振動を模倣し、バスを誘います。さまざまなタイプのワームがあり、テキサスリグやキャロライナリグ、ジグヘッドなどのリグに組み合わせて使われます。
- ホッグ系: カニやエビなどの甲殻類の形状を模したルアーで、複数の脚やボディのセグメントがあります。水中での動きや泳ぎ方を模倣し、バスを誘います。特に底質を這うような動きが特徴で、ジグヘッドやテキサスリグなどに組み合わせて使われます。
- クロー系: クローは、ザリガニのような形状をしたルアーで、複数の脚やボディのセグメントがあります。水中での動きや泳ぎ方を模倣し、バスを誘います。特にソフトボトムやカバーの周りで使われることが多く、ジグヘッドやテキサスリグなどに組み合わせて使われます。
- スティックベイト: スティックベイトは、細長い棒状の形状をしたルアーで、水中での動きや振動を模倣し、バスを誘います。特にトリックワームやネコリグなどで使われることが多く、静かな動きが特徴です。
これらのソフトルアーは、水中でのリアルな動きや触感を活かしてバスを誘い、釣果を上げるために使用されます。また、バスの活性や水質、釣り場の状況に応じて使い分けることがポイントです。
おすすめルアー
はじめからハードルアーでも良いですが、根がかりして回収出来ずなくすこともあるので、ソフトルアーが良いかと思います。
・ゲーリーヤマモト 3インチヤマセンコー
・ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
この2つを使ったリグ(仕掛け)は後に書きます。
ハサミ・ラジオペンチ
ハサミはルアーを交換する際に必要です。
ラジオペンチは魚が釣れた時に魚からルアーを取る際に必要になります。
手でも取れなくはないですが危ないのでラジオペンチで取り外した方が良いです。
どちらも初めはダイソーで売っている安いものでも十分なので用意しておきましょう。
その他小物類
・スナップ
・ソフトルアー用のフック
・ソフトルアー用のシンカー(重り)
スナップはラインに結びます。これがあればルアーの交換の際に結び変える必要がなくなります。
必須ではないです。ルアーの動きを重視してあえて付けない人もいます。
フックはソフトルアーには付いていないので自分で用意してラインに結びつける必要があります。
ですので、ソフトルアーの場合は必ず必要になります。
シンカーに関しては必要に応じて付けます。無くても釣りはできますし、あえて付けないでソフトルアーが自然な動きになるようにする事もできます。
あるとなお良いもの
ネットがあればなお良いかと思います。
というのもボートなら大丈夫なのですが、岸からやるおかっぱりだと水面から足場まで高さがあるときに思わぬ大きいサイズの魚をかけてしまい、ネットがなく回収ができなくなってしまうこともあります。
特にスピニングロッドだと弱いので無理に引き上げようとするとロッドが折れることもあります。
そういった場合にネットがあれば安心して取り込めます。
リグ(仕掛け)
ここでは今回紹介させてもらった2つのワームを使ったリグを紹介したいと思います。
① ゲーリーヤマモト 3インチヤマセンコー
・ワッキーがけ
マス針をワームの真ん中に刺して使います。
投げて着水し、着底したらイメージとしてワームが生き物のように蠢いているよう細かくロッドを振ります。
他には投げて着水し、着底したらしゃくりあげてまたフォールさせる。
単純ですがこれでもよく釣れます。
・オフセットフックを使う
オフセットフックを写真のように刺して使います。
投げて放置、少し巻いて放置の繰り返しです。
見た目からして釣れる気が全くしないとは思いますが、個人的にはこれが最強だと思ってます。
②ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
・ジグヘッド
ジグヘッドという重りの付いたフックです。
投げて巻いてくるだけです。簡単ですね。
まとめ
他の釣りを経験している人はすぐに釣れるかもしれませんが、初めて釣りをやる人はもしかしたらなかなか釣れないかもしれません。
ぼくは始めの1匹を釣るのに3~4か月くらいかかったと思います(笑)。
でも初めての1匹は今でも忘れられないですね(笑)。
今回紹介させてもらったものは釣具屋さんに行けば全てそろえる物です。
もしわからないことがあれば店員さんに聞けば親切に教えてくれると思いますので是非足を運んでみてください。
読んでくれた皆さんに良き釣りライフを!