釣り初心者のためのナイロンライン選び:おすすめ5選

バス釣り

釣りにおいてラインはとても重要なものです。

魚とのファイトを楽しむのに十分なラインを用意しなければならないからです。

今回はナイロンラインについて色々紹介できればと思います。

ナイロンラインの特徴

ナイロンラインのメリット・デメリット並べてみました。

メリット

  • しなやかでやわらかい
    釣りをする際、バックラッシュと呼ばれるラインのトラブルが発生することがあります。これには様々な原因がありますが、ルアーを投げた際にラインの放出量とルアーの速度が一致しないことが一因です。ラインはスプールに巻かれていると巻き癖がつくものですが、柔軟でしなやかなラインは巻き癖がつきにくく、結果としてライントラブルが減少します。完全になくなるわけではありませんが、フロロカーボンラインなどと比べると格段に少なくなります。これは大きな利点です。ライントラブルは釣りのリズムを乱すため、非常に重要な問題です。
  • ラインに伸びがある
    魚をかけたときに魚との引っぱりっこになります。
    その時に伸びがないとそのラインの強度を越えたときにあっさりとラインが切れてしまいます。
    その点ナイロンラインは伸びがあるので強度を越えてもすぐに切れることはないです。
  • 遠投できる
    これはさきほどの特徴にも当てはまりますが、ラインにしなやかさがあるので遠投がしやすくなっています。
    ラインには他にもフロロカーボンラインがありますが、ラインが硬いのでナイロンラインに比べれば飛距離が伸びません。
  • 値段が安い
    安いといってもそこはピンキリですが、他のラインに比べれば安いです。
    1000円前後で購入できるものもたくさんあります。

デメリット

  • 摩擦に弱い
    水中の岩に擦れると破れやすい特性がありますが、個人的にはそれほど問題には感じていません。ただし、岩場はできるだけ避けたほうが良いでしょう。
  • 吸水性がある
    吸水性があるとラインは早く劣化しますね。それは避けられないことのようです。人によっては、3、4回の釣りでラインを交換する人もいますが、僕は何十回も使っていますが、今まで切れたことはありません。プロから見れば良くないかもしれませんが。

使いどころ

ナイロンラインは、バス釣りにおいて特定の場面で有効な場合があります。

  1. ソフトベイトの使用: ナイロンラインはストレッチ性があり、柔軟性に富んでいるため、ソフトベイト(ソフトプラスチックルアー)を使用する際に有効です。ソフトベイトはフックがしっかりとフッキングする必要がありますが、同時にバスの引きを吸収し、フッキング力を保つ必要があります。ナイロンラインはその柔軟性から、フッキング力を高めながらもバスの引きを吸収し、ラインブレイクを防ぐ役割を果たします。
  2. シャローウォーターの釣り: ナイロンラインは水中での視認性が高く、透明度の低いシャローウォーターでの釣りに適しています。特に浅瀬や水草の中での釣りにおいて、ナイロンラインはバスの警戒心を軽減し、自然な誘いを演出することができます。
  3. トップウォーターの釣り: ナイロンラインは比重が軽く水に浮くので必然的にトップウォーターの釣りに向いています。そしてナイロンラインは柔軟性があり、水面を激しく動かすトップウォータールアーとの相性が良いです。ナイロンラインの柔軟性により、トップウォータールアーの動きをより自然に再現することができます。
  4. コストパフォーマンスを求める場合: ナイロンラインは一般的にプライスがリーズナブルであり、コストパフォーマンスに優れています。そのため、予算を抑えながらも十分な性能を求める場合には、ナイロンラインが適しています。

以上のように、ナイロンラインは特定の場面で有効な選択肢となりますが、使用するルアーや釣りの状況によって適切なラインを選択することが重要です。ナイロンラインはその柔軟性と耐久性から、特にソフトベイトを使用する際やシャローウォーターでの釣りに適しています。

初心者におすすめしたいナイロンライン

サンヨーナイロン GT-R ULTRA

ナイロンラインはフロロカーボンラインより耐摩耗に弱いですが、このラインはフロロカーボンラインより強いラインです。
強いのにラインはしなやかなので投げやすいです。
僕も好きで特にベイトで良く使っています。

東レ バウオ スーパーハードポリアミドプラス

このラインもよくベイトで使っています。
個人的な印象はそれなりに柔らかさがあり、投げやすいと思います。
キャストした時の最後の伸びが気持ちいいです。
75m毎にマーキング入りで便利です。

サンライン クインスター

200m〜600mまであり、値段も1000円前後でお手頃価格です。
まだ釣りを始めた頃はこれで練習にもなるし十分かと思います。

ダイワ BASS-X ナイロン 300m

こちらも値段は1000円前後でお手頃価格になっております。
Amazonでの評価も4.1と高得点です。

サンヨーナイロン ZO6

サンヨーナイロンのZ06は最強の直線強度を誇り、フロロカーボンを凌ぐ耐摩耗性を備えています。

詳しくはHPをご覧ください。

まとめ

ナイロンラインは初心者に扱いやすいラインですが、もちろん長年釣りをしている人でも愛用している人もたくさんいます。

それぞれのラインの特徴を生かした使い分けが出来るようになりましょう。

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