バス釣り初心者のための、フックやスナップへのライン結び方解説

バス釣り

皆さんはフックやスナップなどにはどの結び方をしていますか?

実は結び方にもいくつか種類がありそれぞれ特徴があります。

しかし初心者の頃はどの結び方にすれば良いのかわからず悩むと思います。

今回はどの結び方がおすすめなのか、紹介していきたいと思います。

結び方一覧

バス釣りでだいたい皆がやる結び方をザッと並べると以下のものになります。

  • クリンチノット
  • ダブルクリンチノット
  • パロマーノット
  • フリーノット
  • バングマンズノット
  • ユニノット

結び方は実は他にもあげればたくさんありますが、ここではこの6つについて解説していこうと思います。

特徴

それぞれの特徴を見ていきましょう。

クリンチノット

クリンチノットは、釣りでよく使用される結び目の一つです。
このノットは、釣りラインを針やルアーに結ぶために使われます。

以下は、クリンチノットの基本的な手順です。

  1. 釣りラインの端を針の目に通し、ラインを何回か周りに巻きつけます。
  2. 巻きつけた部分を通した穴を通り抜けさせ、ループを作ります。
  3. ループをしっかりと引き締めて、ノットを結びます。
  4. 最後に、余分な部分を切り取ります。

クリンチノットは簡単に結ぶことができ、一般的に信頼性が高く、釣り人に広く利用されています。

YouTube DAIWA JAPANさんより

ダブルクリンチノット

ダブルクリンチノットは、クリンチノットの強度をさらに向上させるために、線を二重に巻き付けることで強度を増すノットです。

基本的な手順は以下の通りです。

  1. 釣りラインの端を針の目に通し、ラインを二重に巻きつけます。
  2. 巻きつけた部分を通した穴を通り抜けさせ、ループを作ります。
  3. ループをしっかりと引き締めて、ノットを結びます。
  4. 最後に、余分な部分を切り取ります。

ダブルクリンチノットはクリンチノットよりも強度が高く、信頼性が向上します。

釣りの際に、特に大物を釣る場合やラインに負荷がかかる状況で使用されます。

YouTube SHIMANO TV公式チャンネルさんより

パロマーノット

パロマーノットは通常、強度が高く結びやすいため、多くの釣り人に愛用されています。しかし、状況によっては他のノットより滑りやすくなることがあります。また、比較的大きな結び目になるため、細いガイドやリングを通す際には慎重さが求められます。特に細いラインや精密な投げやキャストが必要な場合は、他のノットを検討することもあります。

以下は、パロマーノットの基本的な手順です。

  1. 釣りラインの端をダブルに折り曲げて、針やルアーの目に通します。
  2. 釣りラインの端をループの中に通し、ループを作ります。
  3. 釣りラインの端を、元のループと一緒に再度針やルアーの目に通します。
  4. ループと釣りラインの端をしっかりと引いて、ノットを結びます。
  5. 最後に、余分な部分を切り取ります。

パロマーノットは非常に強力で、信頼性が高いノットであり、釣り人に広く使われています。

YouTube HIROismヒロイズムさんより

フリーノット(ループノット)

フリーノットは、釣りの際にルアーやフックを結ぶための結び目の一つです。主に釣り糸とルアーを結ぶ際に使用されます。この結び目は非常に強度があり、信頼性が高いとされています。釣り人にとっては、使いやすく、頑丈な結び目として知られています。特にトップウォーターや、ワームの釣りではルアーが自然な動きになり有効です。

フリーノットの結び方の手順を以下に示します。

  1. 釣り糸を二重に折ります。適切な長さに切り、その中央で折り曲げます。
  2. 折り曲げた部分を使って、針やルアーのループを形成します。釣り糸の輪を針の先やルアーに通し、ループを作ります。
  3. ループを作ったら、釣り糸の輪を元の釣り糸の方向に向かって何度か巻きつけます。巻きつける際には、ループと元の釣り糸の間の余分な糸を押さえながら行います。
  4. 巻きつけが終わったら、釣り糸の輪の端を通してできる結び目を形成します。これにより、釣り糸がしっかりと固定されます。
  5. 最後に、結び目がきちんと締まっていることを確認し、余分な釣り糸を切り取ります。

これでフリーノットが完成します。しっかりと結び目が固定されていることを確認してから釣りを楽しんでください。

YouTube VARIVAS TVさんより

ハングマンズノット

釣りのハングマンズノットは、釣り糸と針を結ぶための強固な結び目です。

以下にその詳細な手順を示します。

  1. 釣りラインの端を持ち、針の先端に通します。
  2. 釣りラインを針の周囲に何回か巻き付けます。通常は3〜5回ですが、ラインの太さや釣りの種類によって異なります。
  3. ラインの端を、最初に通したループの中に挿し込みます。これにより、ループ内に新たなループが作られます。
  4. ループとラインの端を引いてノットを締めます。締める際には、ラインとループの間に余分な空間がないように注意してください。
  5. 最後に、余分な部分を適切に切り取ります。ノットがきちんと締まり、余分な部分がないことを確認してください。

このノットは非常に強力で信頼性が高く、釣りの際にラインと針をしっかりと結びつけるのに適しています。

YouTube DUO JAPANデュオ公式チャンネルさんより

ユニノット

ユニノットは、釣りラインとルアーやフックを結ぶために利用されます。
このノットは、釣りラインの強度を損なわずにしっかりと結びつけることができます。

結び方の手順は以下の通りです。

  1. 釣りラインの端を取り、フックやルアーの目に通します。
  2. ラインを取り、一方の手でラインを持ち、もう一方の手でラインの両端をクロスさせます。
  3. クロスした部分から、フックやルアーの側に向かってラインを通します。このとき、少し余裕を持たせておきます。
  4. ラインをフックやルアーの周りに何回か巻きつけます(通常は5〜7回)。
  5. ラインを通した部分の端を、巻きつけたラインの間に通します。
  6. しっかりと結び目を締め、余分な部分を切り取ります。

ユニノットは強度があり、釣り人にとって非常に信頼性の高いノットです。

YouTube オーナーばり公式チャンネルさんより

結び方の強度

一般的な釣りの結び目の強度の順序は、強度が高いものから低いものへ並べると次のようになります。

これらの結び方を強度の高い順に並べます。

  1. パロマーノット
  2. ダブルクリンチノット
  3. ユニノット
  4. フリーノット
  5. クリンチノット
  6. ハングマンズノット

*実際の状況や使用する糸の種類によって異なる場合があります。また、正確な順位は結び方の実行方法や結び目の締まり具合にも影響されます。

ルアー別結び方

ここではルアー別におすすめな結び方を紹介します。

ある特定のルアーに対してはこれがいいね、という結び方があります。

トップウォーター

トップウォーターの釣りでは、フリーノット(フリータイイングノット)が非常に有効な結び方の一つです。トップウォーターの釣りでは、ルアーが水面上を動くため、自然な動きや動きの制限が重要です。フリーノットはルアーを自然な動きで水面に浮かせるのに役立ち、ルアーの動きを制限することなく、自然なアクションを実現します。

フリーノットの特徴は、ルアーが自由に動くことです。この結び方は、ルアーが水面でスムーズに動くことを可能にし、バスや他の魚がルアーに興味を持つのに役立ちます。また、フリーノットは比較的簡単に結ぶことができ、釣り初心者にも適しています。

トップウォーターの釣りでは、魚がルアーを追いかけたり、襲ってくる瞬間が非常に重要です。そのため、自然な動きを持たせることができるフリーノットは、成功率を高めるのに役立つ結び方です。

ワームの釣り

ワーム釣りにおいても、フリーノットは非常に有効な結び方の一つです。ワームを使った釣りでは、リグの自然な動きやリアクションが非常に重要です。フリーノットを使うことで、ワームが水中で自由に動き、より自然なアクションを演出することができます。

ワームを使った釣りでは、魚に対してリアルな餌と間違えさせることが重要です。フリーノットを使用することで、ワームが水中で自然に動き、魚にとって魅力的な動きを示すことができます。また、フリーノットはワームを簡単に交換できるため、さまざまなタイプやカラーのワームを試すことができます。

ワーム釣りでは、魚の反応によってリグを変えることが重要な場合があります。フリーノットを使用することで、迅速かつ効率的にリグを変更できるため、釣果を最大化するのに役立ちます。そのため、ワーム釣りにおいてもフリーノットは有効な選択肢と言えます。

まとめ

初心者のころはクリンチノットさえ覚えれば十分かと思います。

ぼくも初めはクリンチノットで、実は今でも良く使ってます。

簡単だし、大きいのがかかっても正直切れたことはほとんどないです。

あとはパロマーノットが出来ればOK!

ではまたです。

PAGE TOP