今回はフロロカーボンラインについて特徴やおすすめのラインを紹介できればと思います。
フロロカーボンラインは初心者には比較的扱いにくいラインです。
しかし釣りをしているとフロロカーボンラインが必要になる場面も出てきます。
フロロカーボンラインの特徴
フロロカーボンラインのメリットデメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
- あまり伸びがないので感度が良い
僕は初めの頃はやっぱりナイロンラインから始めましたが、ある程度慣れてきたところでフロロカーボンラインを使った時に、ちょっとしたアタリも手元に伝わってわかるくらいでしたので、その感度の良さにすごく驚きましたね。 - 摩擦に対して強い
基本的にバスは障害物につく魚です。ですので、自ずと障害物を攻めていくことになるのですが、その際に当然ラインが障害物に擦れて摩耗します。フロロカーボンラインはナイロンラインに比べて比較的摩擦に対して強くなっています。 - 吸水による劣化が少ない
吸水による劣化がしにくいです。それでも何回かの釣行で交換した方が良いと言われますが、ぼくは何十回も使っていますが特に普通に使えています(笑)。まぁこの使い方は人にはおすすめしないです。
デメリット
- ラインが硬いのでバックラッシュしやすい
フロロカーボンラインは巻き癖がつきやすく(スプールの形状、コイル状に)、リールから放出される際にロッドのガイドに絡まることやバックラッシュというライントラブルが起こりがちです。僕の個人的な経験では、スピニングリールで5ポンド以上のラインを使用するとバックラッシュが発生しやすく、扱いづらいです。そのため、スピニングリールでフロロカーボンラインを使用する際は、4lb以下を選びます。 - 飛距離がナイロンに比べて伸びない
フロロカーボンラインは巻きぐせがつきやすいので投げた時にラインがガイドにあたりやすいなどの理由があり、ナイロンラインの方が飛距離はでます。 - 値段が高い
ピンキリではありますが、比較的にフロロカーボンラインはナイロンラインの1.5倍〜2倍くらいします。
使いどころ
フロロカーボンラインは摩擦に強いのでカバー(障害物)を攻めるのに適していると言えます。
魚は障害物に着いて身を守ったり捕食の機会を待っていることが多いので、積極的に攻めたい場合はフロロカーボンラインがおすすめです。
おすすめのフロロカーボンライン
自分が好きで使っているものをメインに紹介します。
クレハ シーガー R18 フロロリミテッド
強度としなやかさを併せ持ったラインです。
比較的フロロカーボンラインのなかではバックラッシュしにくいかと思います。
バスをやっている人からは人気が高いラインです。
クレハ シーガー R18 フロロハンターTACT(タクト)
個人的に好きで良く使っているラインです。
理由は飛び抜けてどこか良いというのはないですが、ある程度のしなやかさと感度があり、値段もそれ程高くはないというところです。
クレハ シーガー(Seaguar) シーガー フロロマイスター300 300m
フロロカーボンラインなのに、値段が安いです。
75m毎にマーキングシールがあり、使い勝手も良いです。
フロロカーボンラインの入門には良いです。
ダイワ(DAIWA) フロロライン ジャストロン フロロ 0.6-5号 240/300m ナチュラル
こちらのラインも値段が安く、ラインの巻き替えをこまめにする人にとってはお得かもしれません。Amazonの評価も高得点です。
クレハ シーガー(Seaguar) シーガー 150m
こちらも値段を考えるとコスパは良いです。
このラインは吸水による劣化に強くなっています。
主に海釣りをやる人がよく使っていますね。
最後に
感度が良いという特徴があるので、ボトム(底)の地形がどうなっているか探っていくにも良いです。
魚を釣っていく上で地形変化はとても重要です。
初めはわからないかもですが、慣れてくると岩だったり木だったりが手元に伝わってわかるようになります。
もし良ければこの記事を参考にして試してみてください。